介護士や介護業界に就職する人を増やし、更に介護施設への定着率をアップするために欠かせないものが待遇です。介護施設では少しでも人手不足を解消するためや、職員のモチベーションアップを図るためにあの手この手を使って待遇改善を行っていたりします。
また、介護施設が独自に行う待遇改善策の他に、国も高齢化社会に対応するために補助金などを作り待遇改善を行っています。国が行っている待遇改善については、処遇改善加算というものがあります。特定の事業所に対して、国がお金を出し、そのお金が職員の給料に反映されるわけです。多くの介護事業所ではこの処遇改善加算を活用して、職員のお給料面での待遇改善をしています。処遇改善加算とは何か、より詳しくはこちらの詳細を確認してください。
その他、お給料面以外の所では、女性の介護士に対しては産休を取りやすい環境を整えたり、仕事をする上で必要な物を聞いて施設で導入するといった具合に小さな所での待遇改善もあります。労働面での待遇改善については、人員を増やして一人あたりの負担を和らげることで、待遇改善を図る事業所もあります。一人で五人の入居者の介護をすると、二人で五人の入居者を介護するのとでは仕事の大変さが段違いです。
待遇がよく働きやすい介護施設で働きたい方は以上のポイントをチェックしてみましょう。ちなみに、待遇に大きく関係してくるのが雇用形態です。バイトよりも派遣、派遣よりも正社員のほうが、職員の福利厚生やお給料といった待遇は良くなってきます。